じばるどーね!

趣味、思想、妄想、学問、ごった煮ブログ

牛丼を集中して食べて味語り

「カレーをなぜ好きなのか」を説明したい!!!

 こんにちは。くりすぷです。早速質問ですが、ごはんを食べた時に出る感想はどんなものがあるでしょうか?

おいしい。うまい。甘い。辛い。口に入れたらとろける。

といった、一言で済むものが大半でしょう。こうやって言語化してみると、味に対して意外にボキャブラリーが少ないんだなと分かります。 僕は友人を誘って外食に行くことが多いのですが、そのとき食べた味が言葉で表現できないと、他の人においしさが伝えられないことに気づきました。まあ当たり前な話ですよね。おいしさを伝えるためにはどんな味か説明する必要があります。

 でも、いざとなると、他の人に飲食店をすすめるときに、だいたい、「あそこのお店はおいしいよ」程度の表現で終わってしまうため、他の人からすれば、どんな味なのか、本当においしいのだろうかと思われます。カレーライスが嫌いな人はいないと言われていますが、皆さんはカレーライスがなぜ好きかを説明できますか?なぜ、とはいかなくても、ある程度どんな味か説明できますか?  僕はイオンのビーフカレー辛口を以前食べたんですが、それを参考に、カレーライス(ビーフ)についてがんばって説明してみると、

「カレーライスというのは、ごはんにいわば野菜スープを濃縮したものをかけていたもので、このカレールーには、野菜的な甘さや牛のうま味に生姜のようなピリッとしたスパイスの刺激、うんぬんかんぬん」

というように、カレーって意外に深いことに気づきます。今回それを言語化する過程(ブログ)によって、舌に意識を集中して味覚を鍛えます。今回の題材は牛丼です。

牛丼の比較の難しさ

 材料は多分、砂糖、醤油、(出汁、)牛肉、玉ねぎ、ごはんでしょう。牛丼は味付けがだいたい同じです。僕が見る限り、有名牛丼チェーンはどれも同じだと思っている方が多いでしょう。ということは、明らかに尖った味は牛丼の比較をするとなると、舌に集中しないと牛丼について語るのは結構難しい。その差をなるべく言語化したいと思います。なお、「おいしい」は人の好みによって違うため、食感だとか、食材に対する印象について書いていきます。

味に対して感覚を集中させた結果

 吉野家すき家松屋のふつうの牛丼(松屋はプレミアム牛丼)、セブンイレブンの特製牛丼、ローソンの牛丼について味を書いていきます。

711の牛丼と吉野家:他の店よりも牛肉は脂肪分が少なめであるため少しかためで、玉ねぎはシャリとした食感。牛肉が少しかたいため噛む必要があり、するめのように、噛むと牛の旨味が味わえる。醤油や塩や砂糖の味はあまり目立たず、醤油の風味は特に感じられなかった。吉野家については米は他店よりもそんなに甘く感じなかった。711の場合は米が甘く感じた。

松屋すき家:牛肉はやわらかめで脂身が多く、噛めば牛肉の旨味と脂を感じ、玉ねぎはよく煮込まれた野菜のように甘くジュリとした食感。松屋と比べて、すき家の玉ねぎは少し甘味が少ないと感じた。醤油などの味付けに関しては、松屋は醤油の風味を強く感じるが肉の旨味や玉ねぎの甘さを感じられるが、すき家はつゆに甘さを感じた。すき家の牛丼は、すき焼きのように甘さを強く感じるようなつゆに感じた。

ローソンの牛丼:他の店よりも牛肉はかたく感じた。ビーフジャーキーのように、かたいが噛めば旨味を感じる肉であり、他店の牛肉よりも新鮮に感じた。すみません、あと、他に覚えてないです...

感想

 食べてみれば分かるんですが、正直わかりやすい違いはなくて食べまくっていれば、松屋は染み込んだら結構醤油の風味が強いなとか違いが分かってきました。今回は牛肉と玉ねぎの味に集中してたので、米についてあまり書けなかったです。食べ物の味の言語化は難しいですね。おいしいものを食べたら、言語化していこうと思います。